頸椎椎間板ヘルニアの発症の原因
頚椎椎間板ヘルニアは腰椎椎間板ヘルニアに比べて発症年齢が高く、40歳以上に好発します。原因として頚椎症性変化(首の老化)を基盤に明らかな原因がなく発症します。中には、軽微な外傷(むち打ち損傷など)やスポーツ傷害をきっかけに発症することもあります。首の骨「頚椎」は、小さな7つの骨(椎骨)が積み重なってできています。椎骨と椎骨の間には「椎間板」があり人間の体を支えるためにも、動かすためにも、重要な役割を持っています。その弾力性が、頭に加わる衝撃に対するクッション作用とともに、頸椎の前・後屈や左右への回旋運動を可能にしているのです。頸椎は20歳を過ぎると老化が始まります。椎間板の老化とは、髄核の水分が減少することです。椎間板が水分を豊富に含んでいればクッション性も可動性も良いのですが、脱水してくると衝撃を吸収したり重い頭を支える働きも低下してくるのです。
そして椎間板が老化すると、弾力性が低下し椎間板の一部がはみ出したり(椎間板ヘルニア)、椎骨が変形して(頚部脊椎症)、脊髄や神経根を圧迫します。すると「首や肩の痛みやこり」などの症状が現れるのです。
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